2010/05/24

夏日

金曜日から週末にかけて、マンチェスター(イギリス全体的だったけど)は、急に暑くなった。あまり、暑くならない国なので、25度ぐらいまで気温が上がると聞くと「緊張する」。さらに晴れると聞くと何をするべきか!と「慌てる」。

そんなこともあり、土曜日は、何かしなくてはという気持ちがはやり、ドライブに出かけた。Peak DistrictにあるDavid Mellor Country Shopでお昼を食べ、キッチン用具を物色する。ちょうどカトラリーなどを作っている工房のガイドツアーの時間と合い、それにも参加。日差しの中活動したせいか、夜は早い時間に眠くなる。

翌日日曜もよく晴れた。気温はさらに上がった。前日張り切り過ぎたので、掃除をしたり、ホットケーキの完成に向けて試作を続けたり家で静かに過ごす。それと扇風機を出した。

太陽の光が燦々と降り注いでいたので、ここぞとばかりに野菜を干してみた。一日で半生の干し野菜が出来る。先の写真は干し始め。ズッキーニ(ちなみにイギリスではコージェットcourgetteと呼ぶ)とトマトである。干し上がったズッキーニは単品でゴマ和えに、他、干しトマトと一緒にガーリックたっぷりのスパゲッティとなった。干し野菜は歯触りが良くて好きだ。「干し野菜は、味がぎゅっとつまっているね!」と夫は少し気取った表現を使っていた。

明日以降は、また気温が下がるという。去年も4月とか5月に暑い日が何日かあって、今年は暑くなるのかなーと期待したが、それ以降暑くならず、雨ばかり降っていた。今年も、暑くなると見せかけておいて、残念でしたとなるのかな。

こう気温の変化が激しいと体調を崩しやすいので気をつけたい。

2010/05/19

最近の方向性

ちょっと思うことあって過去のブログを振り返ってみた。この4年半の間に私の食に対する姿勢は大きく変わったことが手に取るように、いや、恥ずかしいほど露骨に分って一人赤面。そして、それらについてちょっと書いてみたいなぁと思うが、それが意外に難しくてまとまらないとも分る。

その変わってきたことの一つに、面白いもの、簡単なもの、冒険、とかよりも、食材や調理法の相性や手間の加え方や料理の基本に視点を置くようになってきた点がある。

最近、殊に自分に問うのは、珍しいレシピを考えることよりも、私は基本の料理をちゃんとつくることが出来るのかということ。新しいブログに移ってから、料理の写真が少ないのはそのため。地味で滋味なメニューをちゃんと作るということを勉強中なのである。「基本」は、やはりきちんと通らねばならぬ道なのかなと思う。

2010/05/16

最近の夢

このところずっと朝ご飯においしい納豆を食べたいと思い続けている。

朝起きて、ごはんと納豆、のりなんかもつけちゃったりした朝ご飯を食べて仕事に行くと、いつもより頑張りがきくというか、納豆だけにいろいろと粘れるんじゃないかなぁと。

チーズのほかにあまり発酵食品を食べないので、生活に納豆が加わったら、やっぱり生き生きしてくるんなないかなとか、夢がひろがるわけで。

納豆は手に入るんだけれど、冷凍で売られていて、メーカーなど選べるほど種類もない。東南アジアで食べられている大豆の発酵食品テンペの方が手に入り易かったりするのだが、私はこのテンペがあまり得意ではない。やっぱり納豆が希望。

それでどうしたかというと、本日、とあるものを購入。自分で納豆を作ってみる事にした。乞うご期待。

2010/05/11

アスパラガス

週末、本年初アスパラガス頂く。まずは、ただ茹でて、マヨネーズを少しつけてシンプルに食べる。アスパラガスが出始めるとなんか嬉しい。

2010/05/10

完成型まであと少し

少し前にホットケーキが出てくる日本の小説を読んでから、週末はホットケーキを練習している。その小説には、「完璧なホットケーキ」が出てくる。日本にいるときホットケーキはホットケーキミックスで簡単に作られたし、ホットプレートとか便利なものがあって、適当に焼いてもそれなりのものが出来たと記憶している。結論からいうとホットケーキは意外と難しい。様々なレシピを参考にしたり、焼き方の分数を変えたり、いろいろとお試し中なのだ。ノンスティックとかテフロン加工とかのフライパンを持っていないのもホットケーキ焼きを難しくさせている要因である。だか、先週末焼いたホットケーキはやや見られるそして食べられる内容。まだ、食感が満足行かないが、来週あたり、完成することが出来るかな。

写真を撮っている間にホットケーキの上に乗っていたバターが溶けて滑り落ちてしまっている。ちょっといまいちな写真だけれど気にせず載せる事にした。

2010/05/06

覚え書き - ジュラセラムアーティチョーク

時間的に急いでいたもので写真はないのだが、英語読みジュラセラムアーティチョークJerusalem arichoke(日本だったらエルサレムって呼ぶね)を頂く。毎週届く野菜ボックスに入っていたのだ。シーズンは冬なので、今の時期に?と思う。

土臭い野菜である。この類いの味を英語ではearthyなんて表現したりする。なかなか良い響きで土臭くなさそうだ。ともあれ、私はこの野菜をごぼうとじゃがいもの間ぐらいのものと位置づけしている。それこそ土臭い風味が強いのでしっかり火を通す方法を取るのが私としては好きで、今回はきんぴら風(他、揚げ物、ロースト、スープなどにもなる)に人参と一緒に炒め煮にした。切り方は千切り(針)。普段のきんぴらよりも調理時間は長め、汁多めにして、これを炊きたてのごはんに乗せて食べる(ごはんがポイント)。この野菜はサクサクとシャキシャキが混ざったような食感があるので柔らかいごはんと混じり何とも楽しい食感で食が進んだ。きんぴら風をそのまま食べるよりきっとおいしい。

きんぴらの味付けには、みりん、塩、醤油、はちみつ、唐辛子を使う。

2010/05/04

今年の出窓菜園

日本はゴールデンウィーク。こちらも先週末は3連休だった。どこへ行っても混んでいるであろうということで、特に出かける予定は立てなかった。

一日目は、特に何もせず、二日目は、家の片付けをした後に友達宅へ出向き、美味しい肉まんを頂く。三日目は、「出窓菜園」の苗を植え替えたり、二十日大根のタネを蒔いたりした。出窓菜園は毎年いろいろとやっているのだけれど、出窓だけにあまり収穫期待が出来ない。かつて強引にトマトを育てて、出窓がジャングルみたいになったり、ある年はアブラ虫が大量に発生して困ったりと。今年は手のかからない確実なもので行こうと思っていたのに夫がミニ人参の苗を買ってきた。苗を買ってきても、それはしばらく放置されていて、結局、植え替えてあげるのは私。植え替え完了すると、夫が嬉しそうに水やりを始めた。「チッ」と思う。ペットを飼って餌やりや排泄物の世話などはすべてお母さんまかせで、楽しい散歩や愛撫ばかり張り切ってやる子どももしくはお父さんの関係に似ていると思った。